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口頭

福島第一原子力発電所事故後の慢性摂取に対する内部被ばく線量評価,1; 慢性摂取用線量評価コードの開発

木名瀬 栄; 木村 仁宣; 波戸 真治*

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故後、環境中に放出された放射性物質の慢性摂取による内部被ばくが社会的問題になっている。公衆に対しては、最新知見に基づく信頼性の高い内部被ばく線量評価手法の確立が喫緊の課題である。原子力機構では、平成14年までに、ICRPが規定した呼吸気道モデル(Publ.66)に準拠した内部被ばく線量係数計算システムDSYSを開発した。しかし、DSYSは、急性摂取を仮定した線量評価手法に基づいており、慢性摂取に対する体内残留量,預託実効線量などの評価が必ずしも適切でない。こうした状況を踏まえ、本研究では、DSYSを拡張し、ICRPの線量評価手法に基づいた、慢性摂取用内部被ばく線量評価コードDSYS-Chronicを開発した。

口頭

福島第一原子力発電所事故後の慢性摂取に対する内部被ばく線量評価,2; 水道水慢性摂取制限による公衆の回避線量評価

木村 仁宣; 木名瀬 栄; 波戸 真治*

no journal, , 

2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故に伴い放出された放射性ヨウ素などにより、飲食物を介した放射性物質の摂取による内部被ばくが福島県をはじめとする広い地域で問題となった。このうち、水道水による無用な被ばくを回避するための適切な防護措置の検討には、事故後に実施された水道水の摂取制限による回避線量を評価することが重要である。水道水は日常的に摂取されることから、摂取制限の効果を適切に評価するためには、慢性摂取による内部被ばく線量を評価する必要がある。本研究では、原子力機構が開発した内部被ばく線量係数計算システムDSYSを用いて慢性摂取による内部被ばく線量評価を行い、水道水の摂取制限による公衆の回避線量を算定した。

口頭

福島第一原子力発電所事故後の慢性摂取に対する内部被ばく線量評価,3; 公衆体内放射能の残留・排泄関数評価

波戸 真治*; 木名瀬 栄; 木村 仁宣

no journal, , 

2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故に伴い放出された放射性ヨウ素などにより、飲食物を介した放射性物質の摂取による内部被ばくが福島県をはじめとする広い地域で問題となった。今後は飲食物を介した慢性的な摂取による長期的な被ばく評価が重要である。本研究では、原子力機構が開発した内部被ばく線量係数計算システムDSYSを用いて公衆の慢性摂取による体内残留量を算定した。

口頭

食塩からの光励起ルミネッセンス現象の線量測定への応用

藤田 博喜; Jain, M.*; Murray, A.*

no journal, , 

本研究では、日本で購入できる食塩を緊急時線量測定に利用するための基礎的研究及びその適用可能性を検討した。まず、アジ塩を使用して光励起ルミネッセンス(OSL)線量測定法を適用するための条件について検討した。その結果、OSL法における測定条件(加熱温度,測定温度)を確立することができた。次に、確立した測定条件の汎用性を確認するために、種類の異なる食塩を用いて、OSL法を適用した。この結果、今回使用した10種類の食塩のうち、6種類の食塩で本測定法が適用可能であることがわかった。最後に、本測定法の検出下限値を求め、15mGy程度と他の物質を用いたOSL法と比較して十分に低いものであることがわかった。

口頭

NUCEF施設における放射線管理モニタの故障分析とその予防保全対応

中嶌 純也; 横須賀 美幸; 荒川 侑人; 清水 勇; 梅原 隆

no journal, , 

原子力科学研究所のNUCEF施設では、81台の放射線管理モニタによる連続監視を行っている。これらは定期的に点検を実施しているが、さまざまな原因により故障が発生している。そこでわれわれは、過去18年間に起きたモニタ故障を集計し、故障原因別に分類した。その結果、モニタによって故障件数は大きく異なり、またそれらの故障原因にも偏りがあることがわかった。次に、発生頻度が突出して高かったダストモニタ用GM計数管の劣化について、平均指示値と交換間隔の関係を調べたところ、両者の間に因果関係を見いだすことができなかった。以上のようなモニタ故障の状況に対し、消耗品の定期交換などにより故障件数の減少を図っているが、今回の分析結果もフィードバックさせ、さらなる予防保全に努めていく。

口頭

放射性物質や放射線の取扱いへの正しい理解を持った若手教育者の育成について

薄井 利英; 中山 直人; 岩佐 忠敏; 三浦 嘉之; 石田 恵一; 色川 弘行; 浜崎 正章; 大川 康寿; 岩井 亮

no journal, , 

原子力機構大洗研究開発センターは、現在、文部科学省公募事業に応募して採択された「放射性物質・放射線取扱いへの正しい理解を持った若手教育者の育成」として、これまで知識を得る場の少なかった「放射性物質や放射線の取扱い」について、教員を目指す学生及び若手教員を対象に正しい知識を身につけ、次世代の子供達に正しく伝えられる人材の育成に貢献することを目的とした研修を実施している。本発表では、研修内容を具体的に紹介するものである。

口頭

Si半導体検出器に対する中性子入射の実測とシミュレーション; 可搬型$$alpha$$線波高分析装置の中性子感度について

森下 祐樹; 佐川 直貴; 椿 裕彦; 井崎 賢二; 水庭 春美

no journal, , 

MOX燃料製造施設などでは、Si半導体検出器と波高分析器を組合せた可搬の$$alpha$$線波高分析装置を用いた迅速な核種判定が行われている。この測定器が中性子に対し感度を持ち、プルトニウムと判定されるエネルギー領域に信号がみられることが確認されている。この原因を明らかにするため、中性子線源を用いた実測、及び汎用モンテカルロシミュレーションコードにより評価を行った。シミュレーションによる計算の結果、測定器に入射する中性子とSiとの核反応によって2次粒子が生じ、それらによるSi内への沈着エネルギースペクトルが、実測と同様の傾向を示し、今回の誤計数事象の原因として考えられる。

口頭

福島事故時に東海村で採取された降下塵の$$gamma$$線波高分布

三枝 純; 秋野 仁志; 菊田 恭章

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故時(2011年3月)に東海村で採取された降下塵の$$gamma$$線波高分布を測定した。塵は大型水盤内に捕集し、試料皿上に蒸発乾固した。その後、Ge検出器による測定を時期を変えて3度行い、各々の波高分布を精密に解析した。直後の測定では、50$$sim$$2048keVの範囲に約140本のピークが観測され、大部分はTe, I, Cs同位体の全吸収ピーク及びサムピークであった。今回のデータを過去の原発事故時の浮遊塵のそれと比較すると、$$^{144}$$Ce等の核種は検出されていない一方で、$$^{rm 110m}$$Ag等、多く検出されているものもあった。また、$$^{95}$$Zr/$$^{95}$$Nb等、核種比が過去のデータと顕著に異なるなどの特徴が見いだされた。

口頭

福島第一原子力発電所事故にかかわる敷地内作業者の体内放射能測定

金井 克太; 栗原 治*; 高田 千恵; 中川 貴博; 森下 祐樹; 外間 智規; 滝本 美咲; 圓尾 好宏; 百瀬 琢麿

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故の発生時から2か月程度の期間に敷地内で作業された方約560名に対し、内部被ばくの精密検査を実施した。測定は4月から8月にかけて、精密型全身カウンタ(Ge半導体検出器)等を用い、全身及び頚部(甲状腺)を対象として行った。検査の概要・結果及びこの活動を通じて明確になった作業者の内部被ばく測定にかかわる課題等について報告する。

口頭

福島県住民を対象としたホールボディカウンタ測定

中川 貴博; 高田 千恵; 金井 克太; 村山 卓; 宮内 英明; 鈴木 武彦; 佐藤 義高; 永崎 博子; 今橋 淳史; 磯崎 航平; et al.

no journal, , 

福島県からの委託により、平成23年7月11日からホールボディーカウンタによる福島県住民の内部被ばく測定を実施している。評価対象核種は、$$^{134}$$Cs及び$$^{137}$$Csである。測定対象年齢は4歳以上とし、4歳未満の場合は、事故時に避難行動が同じであった家族等を測定した。平成23年7月11日$$sim$$平成24年1月31日の期間(フェーズ1)は、最初に放射性物質の放出があった平成23年3月12日に吸入摂取をしたと仮定し、預託実効線量を評価した。フェーズ1における測定者数は9,927人で、線量は最大で3mSvであった。成人の$$^{134}$$Csと$$^{137}$$Csの全身残留量の相関関係には、強い相関が見られ、この分布の平均的な比は1.31であった。この比は、環境中への放出量と半減期から推定される値とよく一致した。なお、$$^{131}$$Iが検出された例はなかった。なお、平成24年2月1日から実施している日常的な摂取での線量評価(フェーズ2)の実績については、発表当日に報告する。

口頭

東京電力福島第一原子力発電所事故後の海洋環境モニタリング結果について

河野 恭彦; 永岡 美佳; 横山 裕也; 藤田 博喜; 中野 政尚; 渡辺 均; 住谷 秀一

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所事故(福島事故)後の東海再処理施設周辺の環境モニタリングのうち、海洋環境試料中$$^{90}$$Sr, $$^{134}$$Cs, $$^{134}$$Cs, $$^{238}$$Pu, $$^{239,240}$$Puの分析結果を報告する。特に、福島事故影響が確認された海洋環境試料については、それらの放射能比を過去のモニタリング結果及び他の分析機関の分析結果と比較し、東海再処理施設周辺の海洋環境への福島事故による影響を把握することを目的とした。

口頭

福島第一原発サイトにおける$$beta$$$$gamma$$線量率の計算評価

辻村 憲雄; 吉田 忠義

no journal, , 

福島第一原子力発電所サイト内で採取した土壌の核種分析の結果をもとに、事故当時(2011年3月中旬頃)における現場の$$beta$$線及び$$gamma$$線の線量率を計算した。地表からの高さ並びに事故発生からの経過日数の関数として、線量率の比($$beta$$/$$gamma$$)を求めた。本計算結果は、実測データがほとんどない作業者の$$beta$$線被ばく線量の推定に活用できる。

口頭

$$^{241}$$Am-Li中性子校正場の構築

吉田 忠義; 辻村 憲雄

no journal, , 

$$^{241}$$Am-Li中性子線源は、$$^{7}$$Li+$$alpha$$$$rightarrow$$$$^{10}$$B+n-2.79MeV反応によって、フルエンス平均エネルギーで約0.5MeVの中性子を発生する。国際規格ISO 8529-1などで標準化されておらず、一般に校正用線源としては供されていないが、$$^{241}$$Am-Beや$$^{252}$$Cfなどの標準化された線源に比べて低い中性子エネルギーを持ったユニークな線源である。そこで、$$^{241}$$Am-Li中性子校正場を構築するために必要な情報として、ターゲット不純物の影響、中性子放出角度の非等方性、中性子スペクトルを評価した結果を報告する。

口頭

原子力機構・原子力科学研究所の環境放射線監視システム

滝 光成; 大倉 毅史; 大石 哲也

no journal, , 

原子力科学研究所では、周辺監視区域及びその周辺に18基の固定観測局を設け、環境放射線監視システムを構築して空間放射線量率や大気中放射性物質濃度の連続監視を行っている。このシステムは、平成23年秋に測定部を除く主要部(中央データ処理装置,データ伝送装置等)の更新を実施した。本報告では、更新した環境放射線監視システムについて紹介する。

口頭

CT診断における線量計算システムWAZA-ARIの検証

吉武 貴康*; 小野 孝二*; 長谷川 隆幸*; 勝沼 泰*; 佐藤 薫; 高橋 史明; 遠藤 章; 伴 信彦*; 甲斐 倫明*

no journal, , 

現在、我が国においてはCTの利用が増加しており、CT診断による被ばく線量への関心が高まっている。われわれは、2007年よりCT線量計算システムWAZA-ARIの開発を進めており、これまでにCT装置の線量に最も寄与するbow-tie filter(2次フィルター)の構造が決定する線量プロファイルについて、実測データをもとにPHITSを用いて構築した。今回、WAZA-ARIにおける線量計算精度の検証を行うため、複数のCT装置においてCTDIファントムを用いて実測を行い、PHITSによる計算結果との比較を行った。CTDIファントムの中心部での各コリメーション条件におけるPHITSによる計算値と実測値の差は2-5%の範囲であり、両者は一致していた。また、8mm, 16mm, 32mmの各コリメーション条件における実測値比についても、PHITSの計算値比の傾向と同様であった。以上の結果から、PHITSの計算値は、コリメーション条件を変更した場合においても、CTDIファントムの中心部における線量を十分に再現していることが明らかになった。

口頭

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗の環境放射線モニタリング; モンテカルロシミュレーションを用いた放射性核種濃度の試算

山田 純也; 瀬谷 夏美; 武藤 保信; 清水 武彦; 高崎 浩司

no journal, , 

原子力機構大洗研究開発センターでは福島事故以降、事故に伴い放出された放射性核種について、核種の推定,濃度の試算,拡散・分布状況などを把握する目的で、モニタリングポストを模擬したモンテカルロシミュレーションコードを整備してきた。解析コードにはEGS5を用い、モニタリングポストの建屋及び建屋上に設置されているNaI(Tl)検出器及び電離箱をモデリングした。一方、原子力機構大洗研究開発センターのモニタリングポストは、NaI(Tl)検出器及び電離箱による連続測定をおこなっており、前者は線量率(nGy/h)データの他に、10分ごとにスペクトルデータを収集している。実測されたスペクトルデータは、事故後の10分ごとの濃度変化を刻々記録しており、これらのデータを解析することで、福島事故により放出された大気中放出核種の組成及び濃度の詳細を把握することができる。今後はシミュレーションコードの妥当性検証及び、実測値と計算値の比較による濃度試算を実施する予定である。

口頭

福島第一原子力発電所事故に伴うJAEA大洗が行った環境モニタリングを通じての地域貢献

武藤 保信; 山田 純也; 瀬谷 夏美; 清水 武彦; 高崎 浩司; 中島 明美

no journal, , 

平成23年3月に発生した福島第一原子力発電所での事故に伴い、県内の環境試料中からも事故由来の放射性物質が検出された。それに伴い、周辺自治体等においても環境モニタリングが強化されたことを受け、原子力機構大洗研究開発センターが所有する測定設備や技術を地域へ還元するため、自治体の依頼に基づく環境試料中放射能濃度の測定を実施した。平成23年度実施分について報告する。

口頭

原子力機構FRSにおける高エネルギー$$gamma$$線校正場の構築

古渡 意彦; 谷村 嘉彦; 堤 正博; 川崎 克也; 吉澤 道夫

no journal, , 

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所放射線標準施設では、ファンデグラーフ加速器を用いた高エネルギー$$gamma$$線校正場の構築を目指している。本校正場は、特にBWR周辺で見られる6MeV程度の高いエネルギーを有する$$gamma$$線の、正確な測定のために必須である。本校正場では、$$^{19}$$F(p,$$alpha$$$$gamma$$)$$^{16}$$O反応を利用して6-7MeVの光子を発生させ、$$gamma$$線校正場を構築する。校正場構築にあたり、高エネルギー光子特有の課題が幾つか挙がっている。本発表では、本校正場構築のために克服すべき課題を挙げ、校正場構築の現状について報告する。

口頭

校正用標準$$beta$$線源の線源構造に違いによる個人線量計校正への影響評価

吉富 寛; 立部 洋介; 古渡 意彦; 川井 啓一; 宮内 英明; 吉澤 道夫

no journal, , 

日本原子力研究開発機構原子力科学研究所には、ISO6980-1:2006で規定された線源構造の異なる2つの$$beta$$線標準校正場がある。$$beta$$線は連続スペクトルを持ち、周囲の物質により容易に散乱・吸収されるため、線源構造が校正場の線質に影響することが考えられる。しかしながら、異なる校正場であっても、同一線源核種で、$$beta$$線校正場の指標の1つである$$beta$$線残留最大エネルギーが同じ場合は、被校正物は同じ応答を示すことが期待される。そこで、両方の$$^{90}$$Sr/$$^{90}$$Y校正場において、ガラス線量計,OSL線量計及びEPDに対する応答を比較した。その結果、ガラス線量計では、20%程度応答に違いがみられた。発表では、これらの結果を踏まえて、両校正場の校正用標準$$beta$$線源の線源構造の違いが、校正場の$$beta$$線スペクトルに及ぼす影響について検討し、それらが個人線量計の校正に対してどのような影響を与えるのかを考察する。

口頭

放射線管理業務に適した液体シンチレータの検討

関田 勉; 小林 稔明; 平賀 隼人; 安田 孝行; 菊地 正光; 角田 昌彦

no journal, , 

排気・排水中のトリチウム濃度測定に使用していた液体シンチレータ(Aquasol-2)が急遽販売中止となったため、放射線管理業務に適した代替シンチレータの検討を行った。代替シンチレータとしてInsta-Gel Plus, Ultima Gold及びUltima Gold LLTの3種類を候補とし、実廃液を用いた性能比較試験を実施し、最適と考える液体シンチレータについて選定したことを報告する。

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